独り言、日記
別に
「別に、あんたのこと好きじゃないから。」
「別に、嫌いじゃないし。」
別に。これは彼女の口癖だった。
いつも、別に、別に。と言った。
彼女は優しかった。
別に、と言い訳をしながらも、僕のことを助けてくれた。
鈍感な僕でもわかった。
“彼女は僕のことが好きなんだと”
そう、感じた。
文化祭の実行委員に指名されてしまって。
一緒にやる相手は彼女だった。
少し喜んでいた気がしたから、聞いてみた。
「僕と一緒でうれしい?」
「べ、別に!あんたのこと好きじゃないから!」
好きかどうか聞いてない。
うれしいのかどうかを聞いているんだ。
放課後残った。
教室で、夕暮れで。
二人きり。
カーテンが少し風で揺れて、
二人黙々と作業を進めた。
「あ、そういえば、劇の用意って終わってる?」
「終わってるよ!」
「まじ?助かったー!ありがと!」
「別に、あんたのためじゃないし!」
そう彼女は言った。
彼女の顔はとても赤く輝いていた。
それは夕焼けのせいか、恋のせいか。
分かるのは彼女本人だけ。
「別に、あんたのこと好きじゃないから。」
「別に、嫌いじゃないし。」
別に。これは彼女の口癖だった。
いつも、別に、別に。と言った。
彼女は優しかった。
別に、と言い訳をしながらも、僕のことを助けてくれた。
鈍感な僕でもわかった。
“彼女は僕のことが好きなんだと”
そう、感じた。
文化祭の実行委員に指名されてしまって。
一緒にやる相手は彼女だった。
少し喜んでいた気がしたから、聞いてみた。
「僕と一緒でうれしい?」
「べ、別に!あんたのこと好きじゃないから!」
好きかどうか聞いてない。
うれしいのかどうかを聞いているんだ。
放課後残った。
教室で、夕暮れで。
二人きり。
カーテンが少し風で揺れて、
二人黙々と作業を進めた。
「あ、そういえば、劇の用意って終わってる?」
「終わってるよ!」
「まじ?助かったー!ありがと!」
「別に、あんたのためじゃないし!」
そう彼女は言った。
彼女の顔はとても赤く輝いていた。
それは夕焼けのせいか、恋のせいか。
分かるのは彼女本人だけ。